■須崎動物病院での診療経験から明らかなことを申し上げます
どんながんや腫瘍であっても、そうなった「原因」が必ずあります。
この原因を突き止め、除去することができれば、がんや腫瘍は改善していくはずなのです。
「ではその原因は何なのですか?」「原因を除去するってどういうこと?」「治るのですか?」という、がんに悩むすべての飼い主さんが抱く疑問について、当院でこれまで診療してきた、数多くの子たちの症例から分かったことを述べさせていただいたのが、この「犬猫のがん・腫瘍を予防する 食と生活セミナー」です。
原因から探り解決していこうという須崎動物病院の考え方は、ほぼ完成に近づいています。原因を探れない、ということはほぼありません。
それでもやはり、がん・腫瘍を完全に治すのは難しいのです。
体内から原因を取り去っていくのに、最終的に力になるのは本犬・本猫の体力と、飼い主さんの諦めないがんばりです。
須崎動物病院も自然治癒力を最大限に発揮させられるように、がんばっていきます。
当院は諦めません。そして、諦めない飼い主さんの力になるべく、日々診療しています。
あなたの愛犬・愛猫を想う気持ちに応えたい、とそう思っています。
■あなたにも毎日腫瘍細胞が?!
腫瘍細胞は、毎日普通に発生しています。あなたにも、今この瞬間も体内に腫瘍細胞があります。
そして、生物が普通に持っている異物を攻撃する能力(白血球の機能)が正常に働いて、腫瘍細胞を攻撃して、処理しています。
しかも、あっという間にです。
健常な身体であれば、腫瘍細胞は問題にならないのです。
ところが、病気としてのがんや腫瘍ができる…これにはどんな問題があるのでしょうか?
■免疫力の問題でしょうか?
「がんは免疫力が低下するとなる病気」と言われていますが、本当でしょうか?
必ずしもそうであるとは言えません。
がんになる理由のひとつが
・通常修復されるはずの遺伝子の傷が修復されず、腫瘍細胞となること
ですが、この遺伝子に傷をつけるのが活性酸素です。実は、活性酸素は白血球が活発に攻撃すればするほど発生します。
そして、活性酸素が発生すればするほど遺伝子に傷が付く…修復が間に合わないほどに…
つまり、白血球が活発に攻撃する「免疫力が高い」状態で、遺伝子に傷が付き腫瘍細胞が発生するのです。
上記は一つの例ですが、
●白血球が正常に攻撃したとしても
●処理すべき原因が多すぎて
●身体が対応しきれない
という状態である、という視点も大事にしなければいけません。
もし、あなたも一日に食べられるご飯の量が100gとして、毎日200gや300gの量をもらっていたら、処理しきれずに溜まってしまいますよね?
何でもかんでも、「免疫力が低下したからがん・腫瘍になる」というわけではないのです。
がん・腫瘍になっている状態というのは、弱くなったり悪くなったりしたのではなく、頑張って闘っている状態なんだと思ってあげてください。
それでは、どう対処してあげればいいのでしょう?
■三大療法はどうでしょうか?
がんと告知されると、一般的には人間と同じように「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の三大療法を提案されると思います。
これは、がんを直接攻撃する対症療法です。
がんだけを倒すことができるのであれば効果的なのですが、現実としては「なかなか難しい…」のです。
加えて、全身麻酔、副作用、体力を奪われる…相当なダメージを与えることになります。
■「完全に切除できました!治りましたか?」
手術して切除したということは、今腫瘍がある場所から、目で見える範囲で切り取れたということです。
ただし、がん化する原因が抜けていなければ、再発する可能性があるのは人間と同じです。
「切って目の前から見えなくなった」のは、「できなくなった」とは違うのです。
またできたがん・腫瘍をまた手術する…これを繰り返しては体力が持ちません。
■須崎動物病院での取り組み
当院は、他院で「もうこれ以上できることがない…」「余命○ヶ月です」と匙を投げられた子が来院することが多い動物病院でもあります。
そして、当院のスタンスは「症状を起こす原因をなくし、自然に症状が落ち着くような診療をしよう。他所でやりきれていないことをやろう。最期の最期まであきらめることはしない」です。
ですから、別の動物病院では「できることがない…」かもしれませんが、当院ではまだできることがあるかもしれませんし、余命宣告は大きなお世話だと、申し上げています。
この方針で診療をしてきた結果、他では得られないほど貴重な体験を、たくさんさせていただきました。
難病と言われる病気に向かい、結果を出してきた飼い主さんと犬猫には共通点があります。
特別なことではなく、当院では当たり前のことを、当たり前のようにやってもらった結果です。
それでは、当院では、どんな風にがんを捉え、どんな風に対処しているのでしょうか?
■このセミナーでは、
・結局のところがんって何?
・がんができるまでのメカニズム
・腫瘍細胞が発生して、成長するきっかけ
・どんな段階を踏んでがんになっていくのか
・それぞれの段階での対処法
・身体はどんな風に防御するのか
・手術、抗がん剤は?
・抗生物質が効く?
・異物ってなに?
といったことを解説させていただきました。
今あるがんを小さくする、無くすことも大事ですが、「なぜがんができるのか?」という原因を探り、除去することに注力し、がん・腫瘍が存在する理由を無くすことに焦点を当てたセミナーです。
そして、
・ペットが具合悪い時にペット「だけ」が異物を抱えている「わけではない」理由
・須崎から飼い主さんへのお願い
を盛り込みました。
■がんばるあなたの力になりたいのです
がん・腫瘍など難病と告知されると、飼い主さんは暗い気持ちになりがちです。それは痛いほど分かります。
ですが、これまでご説明のとおり、改善の可能性は残っています。
治る可能性に目を向けて、我が子を信じて、がんばっていただきたいのです。
これまで、あなたが愛犬・愛猫のために色々がんばっているのはよく分かっています。
それを否定することは一切ありません。
須崎と須崎動物病院の考えや方針を押し付けることもありません。
ただ、今やっていることに効果が見られない…なかなか改善してこない…薬漬けで副作用が心配…QOLを下げることになるかも…
など不安に思っていることがおありでしたら
現在の治療方針に、この考え方をオプションとして取り入れてみることもぜひご検討ください。
ありとあらゆる手を尽くしていこうというのが、須崎の信念です。それができるように日々学び、選択肢を多く持てるようになってきました。
その知識と経験を、悩み苦しむ飼い主さんと共有して、少しでもお役に立ちたいと考えています。
あなたと愛犬愛猫にとって選択肢の一つになれましたら幸いです。
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