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SusakiVeterinarian's Column

正しい情報を学ぶことの重要性について須崎が伝えたいこと

Colum No.20

セミナーや診療を通して飼い主さんとお話しすると、
「愛犬・愛猫のために勉強をされている飼い主さんが、全国にはたくさんいらっしゃる!」
という事が解りました。

ですが、インターネットで調べていると、
「⚫︎⚫︎にはこうするべき!」
「⚫︎⚫︎にはこうしてはいけない!」
と、様々な記事がでてきて何を信じればよいのか迷ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬・愛猫のためを思って調べれば調べるほど、不安になったり混乱したりする飼い主さんを、これまでたくさん見てきました。

だからこそ、情報を正しく見極める力がこれまで以上に大切になっています。

そこで、 「正しい情報を学ぶことの重要性について須崎が伝えたいこと」を須崎とスタッフとのやり取りでお送りいたします。


愛犬・愛猫ブログをUPするなら・・・


私ブログを読む事が好きで、よく見てるんです。
そこで最近、一般の飼い主さんが愛犬・愛猫ブログで情報を発信している記事を読むようになったんです。
最近では誰でも簡単に情報発信できますからね。
私もブログ書いてみようかな・・・(笑)
おっどんなブログを?(笑)
えっえっと・・・ラーメンが大好きブログとか・・・?
なるほど、良いですねっ 原料とかダシや名店を調べて教えてくれたりするのかな♪
すみません。冗談です。
冗談だったんですねっ残念です(笑)。

でも、もしブログを書くのなら危険が隠れている場合がある事も、頭に入れておいてくださいねっ

個人情報流出ですか!?
それもそうですが、大事なのは情報を発信する側になるという事は、変な情報をまき散らす危険性もあるということです。
そうですね。
無料で読める記事とはいえ、間違えた情報は人にご迷惑をおかけする事もありますよね。
はい。ですから、ブログをUPするために勉強をされる方も少なくないと思いますよ。

私は情報発信する時は勉強するのが前提だと思っていますが、中にはそうでもない方がいらっしゃって、そしてよりによってその方が人気のブロガーだったりすると、瞬く間に間違った情報が拡散される事態になります。
この間も、診療中に自分が信じていたことがことごとく覆されて、泣いていた方もいらっしゃいましたからね。
そうでしたよね。
私もどんな顔であの場にいたらいいのかわからなくなりました。
須崎動物病院やセミナー、ペットアカデミー、ペット食育協会で勉強している方は、言葉選びが慎重ですよね。
そうです。見つかったら後で僕に何言われるかわかりませんからね(笑)。
ですよね…(苦笑)
間違った情報にしがみついてしばらく進むと、取り返しがつけば良いのですが、中には取り返しのつかない状態になってしまうこともあるじゃないですか?
そうですね。
世の中にはそういうリスクがあることが浸透してきたみたいで、今は一般の飼い主さんが犬猫について勉強するのは当たり前になりつつあるんだと思います。
でも学ぶのはちゃんと正しい情報でなければ意味はないですよね?
そうですね。だから、僕はご縁のある方には「キチンとした情報」を提供したいんです。
他の誰かの本のまとめみたいなことはしたくないのです。
でも、私は論文のコピーに行くだけですが、先生の場合は診療もあって、セミナーもあって、本の執筆もあって、その他にあれを全部読むって、大変ですよね?
かなり労力がかかりますが、学術論文を読んで、まとめて、解りやすい言葉で伝えるという作業は、僕には苦にならないので、助かっています。
すごいです…。
例えブログを書いていなくても、どんな飼い主さんでも正しい情報を学ぶ事はご自身と愛犬愛猫を守る事になりますので、学んだほうがいいですし、学ぶならもちろん具合が悪くなってからではなく、何もないうち、余裕のあるうちに学び始めた方がいいと思うのです。

何かが起こってからでは、焦って頭に入ってきませんし、そんな状態から学び始めると、難しいことは頭に入ってこないから切り捨てて、一見わかりやすい間違った情報を掴んでしまいがちですから…。
ですよね。
全国に 「ちゃんと知りたい!」という飼い主さんが多くいらっしゃる事もわかったので、そういう方が迷ったときのお手伝いができたら嬉しいですね。

いかがでしたでしょうか?
何かを学ぶときや情報を発信する際には、 「物を売るための情報」に惑わされずに、 「正しい情報」をご選択ください。


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蚊にさされないのでフィラリアの薬は不要?

Colum No.19

犬は散歩中走っていたら蚊にさされないのでフィラリアの薬は不要?

先日、診療中に、飼い主さんにこんな質問をされました。

「某犬の専門家から聞いたのですが、『犬は散歩中走っていたら、蚊が止まれないから、刺されないのでフィラリアの薬はいらない』と言われました。ウソですよね?」

「それ本当にそんなこと言われたのですか?聞き間違いでは?」

と申し上げましたが、この話は一人や二人から伺ったのではないので、実際にその様におっしゃっている方がいるか、そのような誤解を招くようなことをおっしゃる方がいるのかもしれません。

未だにそんなことを言う「犬の専門家」が存在するとは信じられないのですが、もし本当だとしたら、その情報発信する方にお願いです。

情報を提供する際は、細心の注意を払って下さい!

情報提供する際は、適切な情報をお願いいたします!

24時間走り続けますか?
蚊は屋外にいるだけではありません。
まして毎年の猛暑ですから、蚊も存亡をかけて、適温(?)を求めてさまよいます。
私も猛暑で蚊が少ないといわれる2018年の夏、自宅の部屋とトイレで刺されました。

ですから、「犬の専門家」のアドバイスだと、24時間走り続けなければならないことになります。
そんなこと、「いわれてみればそうですね(笑)」という話です。


いっけん都合の良さそうな情報は要注意!

このように、いっけん犬思いのアドバイスのように聞こえる話も、
「ちょっと考えたら無理がある」
のですが、視点を変えるほどの予備知識をお持ちでない飼い主さんが鵜呑みにしたら、とんでもない結末になるかもしれません。

●屋外飼育の犬では3夏過ごすとほぼ100%感染する
●高温多湿な日本では屋外飼育の犬では3夏過ごすとほぼ100%感染する
とも言われています。

屋内飼育ならリスクは少ないかもしれませんが、ゼロではないのです!

今ではフィラリア症で亡くなる犬も少ないので(フィラリア薬のおかげなのですが)、どんなことになるのかご存じない飼い主さんも少なくありません。


地上で溺れるように呼吸困難で死ぬ

フィラリア症で亡くなる犬は、
【気がついたらゼーゼーと咳をする様になり、地上で溺れるように呼吸困難になって死ぬ】
のです。

もちろん、私自身が体質的にワクチンを打てないように、例外的にフィラリアの薬が合わない子もいるかもしれませんが、それは私同様「例外」で、個別対応する話です。

あなたの愛犬が先のような最期を遂げるのと、肝臓での処理を天秤にかけたら、どちらを選びますか?
どちらでもあなたの選択を尊重しますが、選択したなりの結果に繋がります。
そのことを理解した上で、一時の感情に流され、後悔しない選択をしていただきたいのです。

では、フィラリアの薬に限らず、なぜ愛犬家・愛猫家は不安や心配になるのでしょうか?


色々な意見を聴く

色々な意見を聴くことのメリットは、一つの意見に大きく影響を受けなくなる点があります。

色々な意見を聴くと、色々な視点ができます。

色々な視点を持てることは、色々な解釈が出来る様になります。

色々な解釈ができると、色々な選択肢が持てます。

あとは、経験に応じて、自分で選択できるようになる人もいるでしょうし、 経験豊富な専門家に「うちの犬・猫の場合はどの選択肢が有効でしょうか?」と判断を仰ぐのもいいでしょう(理由付きで)。

私に相談してきた方々も、ペットアカデミーで「いろいろな視点をもつことの重要性」を学んでいるので、「こんな話があったんですけど、違いますよね?(笑)」という感じだったので安心しました。

私としては、先の「犬の専門家」が

(冗談ですけど)犬は散歩中走っていたら蚊にさされないのでフィラリアの薬はいらない(なんてことになったらいいんですけどね…)

のようなことをはおっしゃっていて、私のところにお越しになった飼い主さんが、カッコの中をたまたま聞きそびれたか、記憶に残っていなかったかだったと信じたいところです。

ということで、普段からいろいろな情報を入手し、ときどき信頼できる専門家に情報の取捨選択をしてもらう環境を作ることをオススメします。


皮膚の痒み=皮膚病?

Colum No.18

皮膚が痒いといったとき、皮膚に問題があると考える方が多い と思いますが、実際は、内臓から神経等を介して皮膚に症状を出しているケースもあります。

「内臓で問題が起こっていますよ!」
と、教えてくれるサインとしての症状です。

この場合、シャンプー療法、 ステロイド療法、抗生剤投与、 アレルゲン検査&IGE検査→除去食…をしても、ほとんど改善しないものです。

なぜなら、表面だけ取り繕っても、奥からドンドン症状を出すような指令がやって来るので、ムダなのです。


原因を探る視点

そんなとき、視点を変えて、他の臓器を探ってみると、白血球が異物と闘っている「戦闘地帯」になっている臓器があり、その原因を取り除くと、「今までの努力は何だったのか?」というぐらいに、症状が落ち着く事があります。

もちろん、症状が落ち着くまでの期間は「敵の量」「白血球の戦闘レベル」「戦闘地帯の環境」「敵が増えるペース」によって変わってきますが、

通常は、異物が処理能力の範囲内に落ち着く「終点」がやって来ます。

体力もある、戦闘力も高い、栄養の過不足もなく、ただ、
「敵が多いから全力で闘っている結果として症状が出ているだけ」
なのに。


根本原因に目を向ける

そういう身体の事情(内臓の問題が皮膚に出てきている状態)を飼い主さんはご存じないため、 全く解決にならない方向例えば「食事の問題ばかりを探す」飼い主さんをみると、とてももどかしい思いになります。

とは申しましても、症状が出ているときに、根本原因を探って取り除くよりも、症状を抑えた方が速いし楽なので、その様な処置が求められ、
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」
で、症状が消えてしまえば根本原因なんてどうでもよくなるのが普通です。

ただ、覚えておいていただきたいのは、 「風が吹けば桶屋が儲かる」の風を止めなければ、また同じことが起こる可能性がありますよ…ということです。

当院にお越しくださる飼い主さんは、いろいろなことをやり切っていらっしゃったので、「症状を消すだけで安心してはいけないこと」をご理解いただけており、話も早く、全体の診療がスムーズに終わることが多いです。

ぜひ、あなたも、表面的な症状にのみ囚われず、そうなる原因を探ってもらって下さいね。

免疫介在性溶血性貧血と診断され、もう治りませんと言われた話

Colum No.17

「かかりつけの動物病院で、もう治らないといわれました
そんな飼い主さんがよく須崎動物病院にお越しになります。

生物に100%はありませんから、個人的には最初から「治らない」と考えて取り組むより、何か方法はないかと試行錯誤するスタンスで取り組んでおります。それが例え最終的には治らなかったとしてもです。


「治りません」→飼い主さんが暗くなる

免疫介在性溶血性貧血(自己免疫性疾患の一つ)と診断され、「もう治らないから対症療法をするしかない」と言われて、毎日
「死なないで死なないで
と泣いて暮らしていた飼い主さんがいらっしゃいました。

その時点ではかかりつけの動物病院でステロイド薬を中心とした「対症療法」でコントロールしていただいていたので、当院では「身体の中で何が起こっているのか?」を探ることになりました。

いわゆる「治りにくい病気」の場合、飼い主さんが悲壮感を漂わせて付き添うことが珍しくありませんが、それは決して良いことではありません。
それはなぜでしょうか?


飼い主さんが暗くなると良くない理由

想像してみて下さい。

あなたが具合悪くて寝込んだとき、家族が寝ているあなたを取り囲んでいますが、次の二つでどちらが治りそうですか?
1)全員が眉間にしわを寄せて、神妙な面持ちで、暗いトーンで「死なないで」と言っている状態
2)明るい笑顔で、「大丈夫、大丈夫!数日寝てたら治るから!しんどかったら言って!」と言っている状態

もちろん、2ですよね?

1の状態だったら、「お願いだからどっか行ってくれ!治るものも治らない!」と思いませんか?


飼い主さんが脳で考えたイメージがペットに影響する

「脳は考えたことを現実に反映させる臓器」で、「脳はイメージで考える」という原則があります。
そして、その考えていること、その人の雰囲気をペットは感じ取り、影響を受けることがあります。

また、心理学でいわれていることに「脳は否定形を理解できない」というものがあります。

子供が水を運ぶときに「こぼさないでね」と声をかけるとき、脳は「こぼしている状況」をイメージしています。それは、相手にも影響するという説がありますから、口では「こぼさないでね」と言っても、実際には「こぼせ!」と言っているのと同じです。

感の良い方はもうお気づきかと思いますが、
「悪化しないでね」
「どこか悪くなってない?」
「私をおいていかないで
「私を独りにしないで
「死なないで
というイメージを飼い主さんが抱くことは、どんなメッセージをペットに送っていることになるのでしょうか?


健康を意識することと病気にならないように意識することは全く違う

「健康のためなら死ねます!」
という勢いを感じる程、健康に気を遣っている方をときどきお見受けしますが、そんな人に限って頻繁に具合悪くなっていたりします。
逆に、「健康のためにしていること?健康とか、考えたことないです(笑)」ぐらいの豪快な方の方が、健康度が高かったりします。

健康を意識することは大事ですが、「病気にならないように」意識することは、決して好ましいことではないのです。(この一文、とても大事です)

もちろん、飼い主さんはペットに死んで欲しくて「死なないで」と考えたり、口にしているわけではありません。大抵の飼い主さんはどうしたらいいのか明確に知っているわけでは無く、良かれと思って「心配」するものです。しかしその態度はペットにとって決して好ましくはないということを覚えておいてください。

このことを正確に理解していただけたら、「わかっているけれどできません」とはならず、「では、どうしたらそうできるのか?」という質問に変わるはずです。


治らないといわれたら、病気を正確に理解しよう

思考・行動を変えるためには、「適切な理解」が重要です。

「中途半端な理解」で終わると、迷宮にハマります。

迷宮にハマらないためにも、個々のケースで適切な情報をもとに、適切な理解をしていただきたいと思います。

先の、免疫介在性溶血性貧血と診断された犬は、脾臓が腫れていました。
腫れているからには腫れる理由(異物の存在)があるはずなので、それを探って取り除く努力をしたところ、五ヶ月で赤血球数が基準値に戻り、七ヶ月でその腫れはほとんどわからなくなり、「なぜか治らないはずだった免疫介在性溶血性貧血が正常に戻っている」と、かかりつけの先生に言われたそうです。


結果があるからには必ず原因がある

「その方法では原因が探れなかった」ことはあっても、原因が存在しない事はないのです。

難しい名前の病気の場合、特に、漢字が十文字も続くと難しい病気の様な印象があるのですが、免疫介在性溶血性貧血とは、
「白血球が攻撃しなければならない事態(免疫介在性)が生じ、そのとばっちりを受けて赤血球が破壊され(溶血)、貧血になった状態」
です。

その犬の時は、白血球の攻撃を止める対処(ステロイド薬投与や免疫抑制剤投与)で症状を抑えつつ、白血球が闘わなければならないと感じた原因を取り除く治療をするというアプローチを取ったら、たまたまかもしれませんが、うまく行きました。

このとき、飼い主さんが「何度も心が折れそうになりました。『ネットで調べるとろくなことがないから調べるな』と先生に言われましたが、ついつい調べては『どこにも治るとは書いていないし、死ぬとしか書いていない』ので、落ち込んでいました。でも、診療に行くたびに『そばにいる飼い主がメソメソしてどうする!』と叱咤激励されました。私の心が落ち着いてきた頃から、この子の調子が上向きになったと思います。」とおっしゃったのが印象的でした。

ですから、飼い主さんには希望をもってペットと接していただき、対症療法と原因療法を上手に活用して、症状を抑えつつ、原因も取り除いていただきたいものです。


健全思考+対症療法+原因療法

免疫介在性溶血性貧血に限らず、治りにくい疾患と診断されたとき、動物病院で暗くなることを言われ、ネットで調べても明るい材料はなく、落ち込んで泣いて暮らす飼い主さんが少なくありません。

しかし、先に申した通り、側にいる方がどんな精神状態かは、愛犬・愛猫が健康を回復するのに影響する可能性があります。

かといって、不安なことを見ないようにして、不自然に前向きになると、潜在意識で「不安」が大きく育ちがちです。こうなってしまうと、「努力逆転の法則」により、努力が空回りすることになるかもしれません。

ぜひ、愛犬・愛猫のためにも、飼い主さん自身のためにも、適切な理解と、希望の持てる治療に取り組んでいただきたいと思います。

他の飼い主さんにも
「インターネットで検索すると暗くなるような情報しかなかったけれど、頑張ってみようと気持ちを変えるキッカケになりました!」
と言っていただけたので、きっとお困りの方には心の支えや、適切な治療選択のキッカケの一つになる情報かもしれません。

対症療法では症状を抑えればよいのでほとんどのケースに当てはまる症状の消し方はあるかもしれません。

しかし、原因療法的観点では、原因が異なれば取り組むことは変わるので、どのケースにも当てはまる「万能の免疫介在性溶血性貧血の治し方」は存在せず、個々のケースに応じた対応をするしかありません。

そのためにも、「症状を緩和させつつ、原因を探って取り除いたら、解決する可能性はあるかもしれない」し、そのためにも、飼い主さんは適切な知識を入手して、適切な理解と適切な心のあり方で、愛犬・愛猫の体調不良を支えていただきたいと個人的に思っております。

この文章が、免疫介在性溶血性貧血と診断されて落ち込んでいる飼い主さんにとって、なんらかの心の支えとしてお役に立てれば幸いです。


猫が手作り食を食べてくれない理由

Colum No.16

猫には正常な警戒心がある

よく、
「うちの猫に手作り食を作って出したら見向きもしませんでした」
というご連絡をいただきます。

これには、いろいろな理由が考えられるのですが、
その一つが「正常な警戒心が働いている」からというものがあります。

いままでカリカリで育ってきた猫に、 肉や魚を見せても見向きもしないことは珍しくありません。

なぜなら、猫には正常な警戒心が働くため、
「初見のものには警戒する」
という性質があり、慎重になっていることがあります。

それと、
「そこにあるものを食べ物と認識していない」
こともあるのです。

この解決法として、 皿にあるものを飼い主さんが食べて見せることで、 猫は
「それ、食えるのか?」
と興味を示すことがあります。

診療をしていると、よく伺う「行き詰まり」についてお話しをさせていただきます。

「うちの子、ササミを食べてくれないんです…。」
という陳情が少なくありません。

で、どうやって食べさせているのかを伺うと、
「お湯で湯がいて…」
とおっしゃることが多いので、
「望む結果が得られないなら、違うことをやれ、なんでもいいから」~リチャード・バンドラー~
の精神で、
「湯がいて食べないなら、油で炒めるとか、焼いてみたらいかがでしょうか?」
と申し上げます。

すると、
「あっ、それは気がつかなかったわぁ~」
とおっしゃることが多いです。

そして、帰宅して実践していただくと、ササミを湯がいたら食べなかったが、焼いたら喜んで食べた。というケースが本当によくあります。

つまり、香りや風味が湯がくことで薄まり、食事として興味が持てなかっただけなのかもしれないというケースがあるのです。


結果にこだわる

「猫またぎ」
という言葉がございます。

元々は「魚好きの猫でさえ、またいで通りすぎる程、まずい魚」という意味だそうです。

ここから、
「美味しくない食べ物」
とか、
「誰も取り合わないこと」
という意味になったようです。

確かに私の実家にいた猫も(彼はトウモロコシが大好きでした)、美味しいトウモロコシはウニャウニャ言いながら食べていましたが、甘くないトウモロコシは、ニオイをかいでどこかに消えていきました。

香りも非常に重要なのかもしれません。

たった一度の挑戦、たった一つの調理法など、手段に執着すると、望む結果に到達しないことがあります。
こだわるべきなのは方法・手段ではなく、結果です。

そのためには、「工夫をしてみる」「簡単に途中であきらめない」という基本姿勢が大切なのではないでしょうか?


口内ケアをしろという意見、不要という意見

Colum No.15

ペットの歯磨きについてこんなご相談を受けました。

口内ケアをするなと言われたり、した方が良いという情報があったり…

須崎先生の本と出逢ってから、ドッグおじや中心の手作り食です。

9歳のダックスフンド(メス)ですが、皮膚が弱いことと、口臭が強いのが気になっています。

犬用の歯磨き粉で歯磨き(子ども用歯ブラシにて)をやっていましたが、あるときお医者さまに、歯茎が傷ついてしまっているので止めるようにと注意されました。

サイトを拝見して乳酸菌パウダーの利用など初めて知りました。

これからどのように口内ケアをしてやればいいのか、悩んでおります。

口内除菌→良い菌を投入→口臭減るまで続ける

この度はご質問ありがとうございます。

もし、
「ペットの口内ケアは不要です」
「自然界で歯磨きする動物なんていないでしょ(笑)」
という意見に納得できる方でしたら、どうぞ、そうなさってください。

しかし、
「自分が数日歯を磨かないなんて考えにくいよなぁ~」
「歯周病菌は万病の元、なんてCMもあるぐらいだしなぁ~」
と思われるのでしたら、この先をお読みください。

おそらく、「不要」とおっしゃる方は、過去の経験からそう判断されているのだと思います。

と申しますのも、大抵の飼い主さんは、1回でキッチリ掃除しようと思って、ガシゴシと力一杯やる方が多いので、その結果、歯茎が傷つくことが多いみたいです。

ですから、その状態を観て、かかりつけの先生は、
「止めた方が良い」
とおっしゃったのかもしれません。

正しい磨き方を教われば、大丈夫と思いますが、それを文字で説明するのは難しいので、お近くの歯磨き教室で教わってください。


ペットのために選択する

「うちの子が嫌がるんです」と口内ケアをしない選択を続けますか?
それとも、基本から学び直して口内ケアをやりますか?

私はどちらでも良いと思います。

ただ、「飼い主さんが選択したなりの結果になる」というだけです。

「わかっていたんだけれど、悩んでいるうちに、取り返しのつかない状態になってしまった

そんな飼い主さんを毎日のように診療で拝見するので、あなたさまにはもう聞き飽きた内容かもしれませんが、繰り返し、繰り返し、情報発信しています。

また、【ブラシの当て方が強すぎる方】 もいらっしゃいます。

正しいやり方を教わってみることをオススメします。


須崎動物病院では…

基本的には、

●口内のいわゆる「悪玉菌」を減らす

●口内にいわゆる「善玉菌」を増やす

●入れ替わったかどうかは口臭で見当が付く

という流れでお伝えしています。

当院では、マウスリセットやクマ笹エキスでいわゆる「悪玉菌」を減らすステップを行い、乳酸菌で「善玉菌」を増やすステップを行っております。

通常は口臭が消えるまで一週間かかりません。

一週間以上かかる場合は、
1)口の中に 「悪玉菌が増えやすい場所がある」
2)ブラシなどでは届かないような 歯の根っこに問題がある→飼い主さんのケアでは難しい
3)もともとの状態がすごすぎた
のいずれかと思われます。

いずれにしても、一度「ちゃんとしたプロの方」に見ていただき、指導してもらった方がいいかもしれません。

口内ケアはしたらしたなりの結果になりますので、ぜひ、日常ケアに取り入れてくださいね。


口内ケア2024 
実践編
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愛犬・愛猫の乾燥肌を正しく理解し解決

Colum No.14

犬や猫の乾燥肌の原因とは?

犬や猫は冬の時期だけでなく、一年を通して皮膚が乾燥していることが多くあります。

乾燥肌の根本原因は、皮膚の保湿成分が不足することです。

保湿成分が不足して乾燥肌になることで、外来微生物や化学物質などに対する防御力が低下し、それらの皮内への侵入を許してしまい、それらを皮膚が正常に排除しようとした結果、痒みなどの症状が出ます。

犬も猫も人も、肌が水分を分泌しており、その水分が飛ばないように皮脂などの保湿成分が表面を覆っております。

では、どんな症状が出たら、乾燥肌と考えたらいいのでしょうか?


乾燥肌の主症状は?

乾燥肌では

● 皮膚のかさつき
● 被毛の乾燥・パサつき
● フケ
● 吹き出物
といった症状がでることがあります。

この結果、皮膚バリア機能が低下し、外来微生物や化学物質などに対する防御力が低下することで痒みを引き起こすことになります。

そして皮膚を掻くことで傷や出血などを引き起こし皮膚そのものの問題につながるのです。

では、犬や猫の体で乾燥しやすい部位はどこなのでしょうか?


犬や猫の体で乾燥しやすい部位は?

犬や猫の皮膚で乾燥しやすい部位は

● 毛で覆われていない部分
● 肉球
● 首元
● 内股
● 脇
などです。

乾燥肌になる原因として「皮膚が薄いから」という理由があるそうですが、本当でしょうか?


犬や猫は皮膚が薄いから乾燥肌になりやすい?

犬や猫の皮膚は人間の1/3~1/5程度だから皮膚が弱いという説があるそうです。

しかし、
● 人間と犬や猫ではサイズも違うし
● 皮膚が正常な犬や猫はたくさんいるし
● 乾燥肌になっても元に戻る犬や猫はたくさんいるし
皮膚が薄いからというだけでは決定的な原因にはなりそうもありません。

では、シャンプーが原因という話もありますが、どうでしょうか?


シャンプーが原因?

洗浄力の高いシャンプーだと
● 皮膚が脱脂される
● 皮膚のpHが変化する
などで皮膚のバリア機能が低下するといわれています。

しかし、正常な皮膚ならば
● 皮膚が脱脂されても
● 皮膚のpHが変化しても
間もなく元に戻るものです。

ということは、
● 皮膚を正常化させる調整系に問題がある
ということであり、
● 皮膚が脱脂されるとか
● 皮膚のpHが変化するとかが
本質的な原因ではないのです。


エアコンが原因?

● エアコンを使うことで空気は乾燥する
● エアコンのつけっぱなしで室内が乾燥する
などの理由で皮膚が乾燥するという説もあります。
ですがこれは加湿器を使えば解決する話です。
それでも乾燥は肌に影響するのは実体験しています。

私は注射のアルコール綿を絞るのが日課ですが、冬の間だけ指先がガサガサになります。
ですから、ハンドクリームなどで保湿することで指先のあかぎれを防いでいます。

このように、
● 加湿器で室内湿度を40-60%程度にする(湿度計は必ず用意する)
● 皮膚を保湿する
ことで対症療法的に対処できます。


アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が原因?

アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がベースにあれば、皮膚バリア機能が低下していますから、乾燥肌になりやすいです。

これも、皮膚に保湿剤を塗ることで対症療法的に対処出来ます。

では、どのように解決すればいいのでしょうか?


解決法

これらのことから解決するためには、
● 室内を加湿する(40-60%)
● 適切なシャンプーや保湿成分入りの保湿剤を使う
● 必要に応じて綿でできた服を着せる
ことが取り組みやすい解決法になります。


犬や猫の乾燥肌を早期発見するために

犬や猫の乾燥肌を早期発見するためには、
● 毎日のブラッシング
で犬や猫の皮膚状態を丁寧に観察することが一番です。

まとめますと

● 毎日のブラッシングで皮膚を丁寧に観察しつつ
● 室内を加湿し(40-60%)
● 適切なシャンプーや保湿成分入りの保湿剤を使い
● 必要に応じて綿でできた服を着せる
ことで表面的に解決出来ます。

しかし、本質的な解決をしたいという飼い主さんもいらっしゃいます。


本質的な解決がしたい

そもそも、身体には素晴らしい

● 調整能力
● 調整能力
● 復元能力
があります。

ですから、
● 皮膚が脱脂されるとか
● 皮膚のpHが変化するとか
がおこっても皮膚には本来元に戻す力があるものです。

しかし、何らかの理由で【正常化】の邪魔をする力が働いていると考えられるのではないでしょうか?

そんな視点で、原因療法を通じて根本原因が<
● どこに
● なにが
● どれくらい
たまっているのかを探って、異物量を減らして処理能力の範囲内になれば
皮膚バリア機能が元に戻ることもあるのです。


ファスティングで正常化のスイッチを入れる

Colum No13

須崎は2010年に「須崎獣医師の緊急特別セミナー in 大阪」を開催以降、様々なテーマで皆様とお会いしてまいりました。

しかしながら、2020年から始まったコロナ騒動で様々な活動が制限され、須崎も各地でのセミナー開催ができずにいました。
それまでは移動式診療で訪れる各地でセミナー会場をお借りして対面でのセミナーをやっておりましたが、

・外出禁止!

・接触禁止!

・ロックダウン!

・三密!

・マスク!マスク!マスク!

と騒がれるようになり、私からすると
「何を騒いでいるんだか…」
といった思いでおりましたが、テレビや新聞でやたらと騒がれみなさまも不安だ心配だということで、それならば!と

・フルリモートで

・生配信ではなく録画配信で

・質問を受け付けて回答動画でお答えする

という配信セミナーを開始しました。

そこでまず第一弾として、「口内ケア」と「ファスティング」のセミナーから始めましたが、今回は
・健康維持
・体質改善
・病気克服
を、自身の自然治癒力を高めて改善できる、
愛犬・愛猫の正しいファスティングセミナーについてお話させていただきます。


ところで…(ちょっと雑談)
このセミナーも名古屋、大阪、福岡、新宿で2か月をかけて開催する予定だったのですが、参加予定の方の中には、
「一度聞いただけじゃ理解できないかもしれないので、福岡と新宿の両会場申し込みました!」
「札幌在住ですが、飛行機乗れば新宿は近いので新宿会場に参加します!」

という気合の入った受講生の方もいらっしゃるほどでした!笑


ファスティングで体質改善

もしあなたが、不眠不休で一週間仕事をし続けたらどうなるでしょうか。

最初はなんとか頑張れても、日に日に集中力が落ちて、ミスが増えて、最後にはフラフラになってしまいますよね。

きっと、
「眠りたい…」
「少し休めたら、もっとちゃんと動けるのに」
そう感じるのではないでしょうか。

それと同じで、毎日休みなく働き続けている胃や腸、肝臓などの内臓も休ませると、本来の働きを取り戻すのです。

このように、「内臓を休ませる」という考え方から生まれた断食(ファスティング)は
・健康維持
・体質改善
・病気克服
のための、 自然治癒力を高めるのに効果的な手段なのです。

「食べないと栄養失調になっちゃう」
とか
「栄養が足らないと治らない」
などととんでもない情報を擦り込まれてしまった飼い主さんに、
効果的に食べないことってこんなに自然治癒力を高めるんだ!
ということに気づいて欲しい!のです。

消化吸収には莫大なエネルギーが使われます。
そんな莫大なエネルギーを温存して治癒に回すことは、 生物共通の本能による治療法です。

「食べない」は消化器を休ませる最適な行為です。
健康の為に何かを身体にたす(取り入れる)のではなく、引くという選択肢を学んで下さい。

また、私の本音としましては、
【飼い主さんにも断食・半断食を経験して欲しい!】
という思いがございます。
かつてバラエティ番組で、6泊7日の断食道場を経験した須崎だからこそお伝えできる極意も併せてお伝えさせていただきました。


こんなお悩みに答えしました


●断食って何?
●どんな効果が期待できるか?
●断食のデメリット
●衰弱している時は?
●シニアの断食方法
●どのぐらいの期間
●断食中に必要な栄養素
●定期的にやった方がいい?
●まとめてやった方がいい?
●断食中の水分量
●断食中お風呂に入れていいのか?
●断食中のお散歩について
●スケジュールの組み方
●断食中の過ごし方
●留守中注意
●気をつけなければならないこと
●サプリメントは必要?
●痩せるのが不安な場合
●代謝を高めたい場合
●おすすめな時期
●自信をもってやる考え方
●症状が出た場合
●中断した方がいい時
●やらない方がいい子
●復食のやり方

などについて、当院で経験したことをお話しさせていただきました。


空腹だと胃液を吐く

Colum No.12

【犬猫は空腹だと胃液を吐くのではない!何かが起こっているから吐くのだ】

不適切な因果関係。
何が原因でこうなったのか?
という因果関係を正確に把握することは、問題解決においてとても重要です。

例えば、
「今年の肺炎による重症者は全員非喫煙者でした。ですから肺炎にならないようタバコを吸いましょう!」
という主張が適切ではないとおわかりいただけると思います。

しかし、こんな主張が世の中では珍しくなく普通にあります。

「犬猫は空腹になると胃液を吐きます」という因果関係がデタラメな話があります。

確かに、空腹になると胃液を吐くのですが、胃液をはかないようにさせることが問題なのではなく、
空腹の刺激ごときで胃液を吐くなどというとんでもない現状
を改善することが大切なのではないでしょうか?

あまりにも、不適切な情報が広がりすぎて、ともすると犬猫が吐くと、

「空腹だからじゃない?」

などというアドバイスが横行しているような状況です。


本当に見るべきは根本原因

ちょっと考えてみればわかる話!
よく考えなくてもわかることですが、例えば、自然界で肉食獣が一週間獲物にありつけないなどという事態は普通にあります。

そんなときにチーターが、空腹だから「オェ~! オェ~!…」と吐き続けるなどということがあるでしょうか?

ちょっと考えたら「ナイ」とわかることですよね?

では、実際には何が起こっているのでしょうか?
実際には、体の中で何か根本的な問題が起こっており、そこからとばっちりのような形で、影響が及んでいるという状況です。

実際に体を調べてみると、根本原因のありかは三種類あります。

①症状のある部位に問題がある場合
②症状のある部位の周辺に問題がある場合
③症状のある部位から随分離れたところに根本原因がある場合
の三種類です。

担当獣医師が原因を探れないから原因不明という結論になる事はあっても、根本原因がない吐き気などというものは存在しません。

ですから、「空腹だと胃液を吐く」という表現は、現象面としては合っているのでしょうが、因果関係が全くおかしいのです。


症状は、身体からの大切なサイン

例えば、胃の周辺に問題があるから、身体が「食べないでくれ!休ませてくれ!」と判断して吐く場合があります。
そのときに、その因果関係を探ることもなく、

「空腹で履いているのかもしれないから、吐かせないようにしましょう!」

と食べさせてしまったらどうなるでしょうか?

症状はサインです!
もしあなたが不眠不休で働き続け、「休ませてくれ」と言っているのに、「もっと働け!」と言われたらどうでしょう?
それと同じで休ませれば元に戻るのに臓器を休ませない方向にもっていく…。
そのうち吐く力さえなくなってしまう…。

それを「吐かなくなったから治った!」と誤解してしまったらどうでしょう?

急性膵炎になってもおかしくないですよね。
このように症状はサインなのです。


症状だけでなく原因量を見る

症状を抑えて自然治癒力で治すのが対症療法。
症状を消すことを悪のようにいう人がいますが、そんなことはありません。

「症状を消して自然治癒力で治す」
という方式が西洋医学です。

しかし、状況によっては、症状を消しつつ同時進行で原因も減らしておかないと慢性化することもあります。

また、体内状況を正確に把握出来ないと

「体質ですね!」

などという言葉で片付けられてしまったりします。

原因が減ったから症状が消えていることを確認してもらう!
ですから、症状を消す対処はアリなのですが、同時に根本原因がきちんと減っているのかどうかも確認してもらう必要があります。

そうでないと、症状だけを見てしまうと、「白い犬は震える」とか「肉を食べすぎると腎臓病になる」とか、「水を飲むと水毒になる」、などというような一見もっともそうで、とんでもない情報を信じてしまうことになりかねません。

物事には必ず原因があります。

症状は悪いものではなく「不快だが必要かつ正常な免疫応答の結果」です。

ですから、症状があるということは、身体がおかしいのではなく、原因量がおかしいのです。

ということは、「その原因は一体どこに何がどれくらいあるのか?」ということを調べることも重要です。

症状だけを消そうと思っても消えないから「体質だ」、「遺伝だ」などという言葉で片付けられ、不適切な対処をされないように、我々も賢く生きていきたいものです。


ニオイ対策にはエアラクア

Colum No.11

「動物病院なのに、ニオイがしないですね」

診察に来られた飼い主さんから、時々そんなふうに言われます。

須崎動物病院は重症な犬猫が多く連れてこられる動物病院で、特に、シニアの子や皮膚トラブルのある子などは、どうしても空気にニオイが残ります。
ですので正直、“無臭”はなかなか難しいんですよね。

でも動物病院特有のあの匂いがしない、と。


光触媒式空気清浄ボード「エアラクア」

匂いがしない理由は、いくつかありますが、その一つが
・電気不要
・音がしない
・フィルター交換なし
・置くだけ
の、エアラクア350のおかげではないかと思っております。
(ちなみに350というのは、350mm×350mmのサイズだからです。)

「本当にそれだけ?」と思われるのですが、 実際これをご自宅で購入してお使いになった飼主さんからは、部屋の匂いが明らかに減ったという感想をいただいております。

特に、
・ペットのトイレ周り
・普段の寝床
・車の中
・多頭飼育のお部屋
などで、「匂いが気にならなくなった」と感じる飼い主さんが多いようです。

1)置くだけ
2)電気不要
3)音がしない
4)面倒なメンテナンス不要
5)軽い
6)持ち運び自由
7)錆びたりかびたりしない
8)ニオイを分解してくれる
9)水に濡れても溶けない
10)光に当てるだけでリセットされる
11)半永久的に使える

という特徴があり、ただ置いておくだけなので、ペットたちの生活を邪魔しませんし、 定期的に天日干しすると効果が続くので、 ニオイを吸ってボードが黄色っぽくなってきたら、晴れた日に窓際に置くと繰り返し使える優れものなのです。

しかも現在取り扱っているものはLED対応なので、LEDライトの部屋に置いておけば半永久的に使える優れもの。

「掃除しなきゃ…」
「フィルター交換しなきゃ…」

が無いのは、本当にありがたいです。


注意点がひとつ

ただ、落とすと割れることがありますし、勢いよく倒れたりすると破損の原因になります。
「壊れたから捨てよう」となってもフッ素樹脂を使っているため、直火で加熱するとフッ素樹脂が分解して有害ガスが発生するため、通常のゴミとしては出せないのです。
ですので高い場所に置く場合は、どこかにしっかり縛り付けるなど、注意してください。

万が一破損し、不要となった場合は須崎動物病院にお問い合わせくださいね。

派手な製品ではありませんが、“静かに働いてくれる感じ”が、動物との暮らしにはちょうどいいと思いませんか?。

ということで、空気清浄ボード、エアラクア350のご紹介でした♪


サプリTV
ニオイ対策にはエアラクア
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