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SusakiVeterinarian's Column

酵素は大事じゃないんですか??

Colum No.07

先日診療で、
「今までネットで調べてきたことがほぼ全て『うちの子』には必要ない方ばかりを信じてきた方」
がいらっしゃいました。

免疫力が十分発揮出来ているから強い症状が出ているのに、
「免疫力が弱いから病気になるんだ…」
と、不必要なサプリメントを40万円もまとめて購入されていたり、
「腹水がたまるから」
と、飲水量の制限をしていたり…。

たくさんのことが目からウロコだったそうで、
その中でも最後に「これは必要だろう」と出してきた「酵素」が最もいらないものだったと理屈で判ったときの飼い主さんは、
「何を信じてきたんだろう…」
とぼそりとおっしゃいました。

今まで信じてきたことが実は違った…
ということを知るのは、実に勇気のいることですが、
⚫︎しなくて良い心配や不安
⚫︎かけなくても良い手間
などが無くなるとしたら、それはそれで有益なのではないでしょうか?

犬・猫に塩分はダメ?

Colum No.06

むか~しむかし、須崎家の近所の犬猫は、各家庭の残り物を食べさせてもらっていました。
みそ汁ぶっかけごはんをどの家庭でも美味しそうに食べ、チューリップ揚げの骨なんかもバリバリ食べていました…。

みんな元気に十数歳まで生きていました。

いつからなんでしょう、犬・猫に塩分はダメ!
なんていわれ始めたのは…???

「ちなみに何が怖いんですか?」
と伺うと、
「だって、ナトリウムって身体に悪いんですよね?」
という答えが返ってくるんです…。

ということは、塩分が多いとどう悪影響があるか、正確にはわかっていらっしゃらないということですね。


「塩分は悪」になってしまった理由

この話の出発点は、
「犬・猫は塩分が少なくても生きていける。」
という話でした。

それが、伝言ゲーム的に間違って引用されて、
「犬・猫に塩分はダメ!」
となってしまったのが実情でしょう。

「塩分は少なくても生きていける」 と 「塩分を与えてはいけない」 では、意味が違いますよね…。

実際、血液中には約1%の塩分が含まれています。
ですから、まったく塩分を含んではいけないというわけではないんですね。

また、元気のない犬・猫に、具だくさんのみそ汁を食べさせると、それだけで元気になったりするんですよね。
でも塩分はダメ!なんていうウソを信じていると、こんな解決法は思いつかないし、せっかく教えてもらっても、実践を躊躇したりしますよね。


余分な塩分は体の外へ排泄される

過剰なナトリウムは、
●十分な水分があれば、尿で排泄されるます
●野菜に含まれるカリウムがあれば、こちらも排泄されます
つまり、具だくさんなみそ汁ぶっかけごはんは、身体に良いと…。

だからと言って
ミソばっかり食べろといっているわけではありません。

塩をなめて暮らせといっているわけではありません。

多少の塩分なんか、それほど心配いらないのです。

うちの実家の猫は、
●具だくさんのみそ汁のキャベツ
●イカ大根の味のしみた大根
が大好物でした。
ちなみに19歳まで生きました。

ということで、犬・猫に塩分はダメ?の心配は無くなりましたでしょうか?


2年間結石に悩み続けていました

Colum No.05



メールをいただきました

はじめまして。
須崎先生のことは本を通じて知りました。

うちのワンコはとにかく動物病院通いが絶えず、しかも2年前から尿結石症と診断されて、獣医さんからも「もう一生治りませんから、この療法食だけを食べさせて下さい。」と言われました。

でも、フード嫌いな子で、療法食になったらさらに食べなくなってしまい、どうしたら良いのかと迷ったときに先生のことを紹介していただきました。

すぐに本を買い、やってみようかとかかりつけの先生に相談したところ、「手作り食なんかやったら結石がもっとひどくなりますよ!何を考えているんですか!」とかなりきつく怒られまして、それで手作り食をあきらめました。

でも、相変わらず療法食は食べてくれず、いろんなことを試しましたがうまく行かず、動物病院には行くのですが、毎回尿結晶は出たり出なかったりで安定せず、、、

結局は「体質だから仕方がない」ということであきらめる様言われていました。

でも私自身はなぜかあきらめられなくて、何かないかなと探していましたら、先生のDVDがあったので、ものは試しで買ってみました。

どれも納得のいくことだったので、一か八かでやってみました。
すると、始めた次の日からオシッコの臭いが変わり、1ヶ月後の検査では、なんとずっとあった腎臓の石が無くなっていたのだそうです。

この2年間、食事や尿の検査で毎日ドキドキしていましたが、こんなことなら、最初からやれば良かったと思ってしまいました。

とにかく、お礼を言いたかったので、メールさせていただきました。
ありがとうございました。

愛媛県 Kさま

良かったですね!

結石症は、尿閉が怖いですが、原因を取り除いて、再感染を防ぐことができれば、須崎動物病院でも3ヶ月以内でだいたい解決しています。

2年間のドキドキはさぞかしお辛かったと思いますが、おそらくまだ、今まで炎症していた部分は修復中だと思います。

食事だけで改善するわけではないのですが、新たな原因が入ることを阻止し、 何を食べても、何が進入しても結石症にならない身体作りをこれからしていきましょう!

また、続けていても改善しない場合は、より深い根本原因があると思われますので、それを診療などで探って抜けたらと思います。

それにしても、本当にうれしいご報告でした。

※事務局では本の紹介はしておりません。あらかじめご了承ください


ペットを健康で長生きさせるために大事なこと

Colum No.04

頼られる相手になる

これは、ペットとの生活も同じです。

ペットが可愛いのもわかりますしペットを溺愛するのもわかります。

でも「この子がいなくなったら、私生きていけない…」
というのは、好ましい状態ではありません。

ペットが病気になったとき、一緒に落ち込んだら、ペットが頼れる相手がいなくなってしまいます。

ペットは空気を読む生き物です。
ペットが大病を患ったとき、頼れるのは飼い主さんしかいません。
いざという時に頼れる相手でいられるように、ペットも大事ですが、あなた自身も大切にしてください。


診療で、ペットのことを思うあまり、飼い主さんご自身が心身を患い、ペットも飼い主さんも大変な状態というケースがいくつかありました。

極端な話ですが、ペットが死んでもあなたは生きていきます。
でも、あなたが死んだらペットは生きていけません。

この様に考えると、ペットの健康より、あなたの心身の健康の方が優先順位は高いのです。
ペットが健康で長生き出来るように、あなた自身もどうぞ、ご自愛ください。

いつか必ず訪れる「その時」。
その時を迎えたあなたが、悲しみの中でも、自分の足で立ち、 「この子と一緒に生きられて幸せだった」と思えるように 今を大切に過ごすことも、 ペットへの大きな愛情なのかもしれません。

3歳のパグの免疫力

Colum No.03

これは、実際に飼い主さんからいただいたご質問です。

「うちの子は、まだ3歳です。それなのに皮膚の炎症(皮膚炎)が治まりません。
この子は免疫力が低いのでしょうか?免疫力を高めたら治るのでしょうか?」

このご質問に須崎動物病院院長の須崎が回答いたしましたので、その様子をスタッフとのやり取りでご覧ください。



免疫力が低いから症状がでる?

先生、このご質問についてどうでしょうか?
早速「いやいや」とツッコミたい部分がいくつかありますね。
免疫力のことでしょうか?
それだけではないんですが、それじゃあまずは「この子は免疫力が低いのでしょうか?」からいきましょうか。
原因療法を知るまでは、テレビ番組や巷で解説されるように「症状が出る=免疫力が低い」と私も思っていました。他の飼い主さんも、そう思い込まされている方がほとんどだと思います。
それでうちに来て、一瞬フリーズしたりして、でもよく考えればそうだ!免疫力が低かったら症状が出るわけがない!と、少しずつ解ってくるんですよね。
頭にあった常識が変わる時は、何度も繰り返さないと浸透しないので最初に聞いたときはホントにフリーズでした。
なので、ここで文字で読むと余計にビックリされるかもしれないですけど結論からもうしあげますと、【免疫力が低いから症状が出ているのではなく、 免疫力が正常に働いているから症状が出ているのです】
はい
なぜなら【そもそも症状とは白血球が戦った結果が症状として表面にでているだけです。 ですから、戦っている(免疫力が正常)から症状として現れ、 戦わない(免疫力が低い)と、症状として現れないのです】
ということは、この3歳のパグの場合、免疫力は正常に働いているということですよね。
そうです!


皮膚炎だから原因はコレ?


では、免疫力は正常だとすると、この子の炎症が治まらない原因は別のところにあると考えていいでしょうか?

その可能性が非常に高いと思います。
その原因とは…?
焦らないでくださいね?その原因は直接調べていない今の段階では断定できません。と申しますのも、皮膚炎とはいっても、環境・症状・経過が全て同じではないので、原因療法的に調べればすぐわかりますが、個々で根本原因は違うのです。ですから、個別で原因をそのつど調べるしかなく、「皮膚病の根本的な治し方」というものは存在しないのです。ただし、「皮膚病の症状の消し方」は大体どのケースでも同じなので、それを皮膚病の根本的な治療法と誤解している方はいらっしゃいます。
A型の方は几帳面なので、A型の人はみんな掃除道具をプレゼントすると喜びます、という事ではなく、A型の人も掃除が苦手な人もいるし、「それぞれなので個々で考えましょう。」という感じですね。
私は学生時代に女の子と仲良くなるには花束をプレゼントするに限る!そして、花の種類はバラがいいと雑誌で知り、好きな子にバラの花束をプレゼントしたらその子がバラアレルギーだったことがあります。この経験から、「●●だから●●すればいい」という情報があったら「ワナだ!」と思うようになりました(笑)。
あら…。という事は考え方としては、やはりこの症状だからといって、ひとまとめに考えるよりも個々で原因を考えたほうがいいということですね
そうです。話を戻しますと、【免疫力が正常に働き、白血球がちゃんと戦ってくれているから症状がでるのであって、決して免疫力が低いのではありません】では、なにが問題かというのは【個別で調べる】必要があり、当院では【東洋医学的】に調べる方法を採用しております。
すごく解りやすいです。


免疫力をあげたら皮膚炎は治るの?


さて次に「免疫力を高めたら治りますか?」ということですが、先ほど免疫力は正常に働いていることが解りましたよね?

はい
恐らく免疫力の問題ではなく、他に原因があると考えられましたよね?
はい!
で、その原因も調べる必要があることも解りましたね?
はい!!
ですから、現時点では「免疫力を底上げする『だけ』で十分に改善できる」とは言えない状況なのです。ただ、多くの方は免疫力を高める(通常をさらに高める)ことで解決出来ると早合点してしまいがちですよね。確かに、免疫力を高めれば、戦う力は強くなる可能性があります。
では、免疫力は高めた方がいいのでしょうか?
そう焦らないでください(笑)身体はそんなに単純ではないんです。戦いが激しくなるのですから、改善する経過として症状が強くなる可能性がありますし、そうなった時にその症状を乗り越えるだけの体力が残っているのか?ということ等も考えなくてはいけません。
なるほど、
ですから、積極的に闘わせるかどうかは状況によって判断が変わりますし、そのためには複雑な身体の経過をしっかり見極める力も必要になります。そしてそれは飼い主さんが考えることではなく、プロに任せるところです。
そうですね…。私達シロウトが勝手に考えるよりもプロに相談したほうがいいですよね。


飼い主さんの大事な選択!


ここで飼い主さんの判断が求められます!
と申しますと?
まずは、結果を出しているプロに相談するということ!
はい
(1) 原因を改善するためには、途中経過として症状として表れることがあるけど、それは「必要な途中経過」なので不安視しません!と考える
(2) どうしても症状が気になるので、根本は治っていなくても症状が消えてくれさえすればいいと考える
どちらを選択するかということ!
これは、何を重要視するかという視点の違いですね。
もし、(1)を選択されたのでしたら、この飼い主さんは今、免疫力の心配をするのではなく、それよりも【この子の炎症がおさまらない理由を探す必要】があります。ですから【原因療法を行なっている獣医師】のもとで【個別で原因を調べてもらい】その子に合った改善の方針を【プロ】に相談する流れを選択することが飼い主さんにできることだと思います。


まとめ
Q:うちの子は、まだ3歳です。それなのに皮膚の炎症が治まりません。この子は免疫力が低いのでしょうか?
A:免疫力は正常です!

Q:免疫力を高めたら治るのでしょうか?
A:治らない原因を調べてその子にあった改善方法を探す必要があるので、唯一無二の模範的な回答がなく、直接調べるまではなんとも申し上げられません。ただ、「過去の似たようなケース」では免疫力は正常ということがほとんどで、他に原因がある可能性が高いので、免疫力を高めるだけでは根本からの改善は難しいかなという印象ではあります。

Q:では、この飼い主さんはどうすれば?
A:免疫力を気にするよりも、お近くの原因療法を行なっている獣医師のもとで原因を調べてもらい、取り組む優先順位を含めて、その子に合った改善方法を相談することが最優先です。

このご質問に対しての回答は以上になります。
ぜひ、参考にしてみてください!



症状は悪者か?

Colum No.02

症状は悪者か?と言われていた時代

●熱が出れば解熱剤
●吐けば吐き止め
●下痢になれば止瀉薬
●皮膚にかゆみがあればかゆみ止め
●炎症が強ければ抗炎症剤
●肝臓の数値が上がれば「肝臓の薬」
などなど、「症状を消すこと」に焦点を合わせていた時代が「かつて」ありました。

しかし
「なぜこの症状が出るのか?」
と考えてみれば……

症状は免疫応答の結果であり、
感染や汚染があるからそれを排除しようとしての結果、
症状が出ているわけです。

つまり、
症状を消すということは、免疫応答を弱めることに他ならないのです。

ところが、薬で免疫力を落としながら
「うちの子の免疫力を上げる食材は…?」
などと心配している飼い主さんは少なくありません。

結果があるのは原因があるからです。

症状があるのはなんらかの原因がある

原因を取り除かないで症状だけを消したら…。

長期にわたって原因が体内に残り、
確実に身体をむしばみ、

たとえ症状を消したその瞬間は体調が良くなっても、
まもなく「ごまかし」がきかなくなり、
もっと体調が悪くなる…。

最近は、このことに気づいた方が少しずつ増えてきました。

安易に症状を消すのではなく、
根本原因を取り除けば、自然と症状は出なくなる!

そういうことを望んでいる飼い主さんに応えられる動物病院を運営したいと個人的には思っております。

しかし、動物病院にお世話にならない様にするための日常ケアも知っていていただきたいと思います。
ペットアカデミーでは、世界中のナチュラル・ケアを学んでいただきます。

このジャンルは進歩の激しい分野です。
学びに終わりはありません。

好奇心旺盛な飼い主さんの期待を上回る情報が得られる様、お手伝いさせていただいております。

「腎臓」について知っていますか?    

Colum No.01

飼い主が何をすべきか知るために必要なこと

あなたは愛犬・愛猫の「腎臓」について、どのくらいご存じですか?

腎臓は様々な役目を持つ重要な臓器ですので、そのトラブルは深刻です。

「◯◯と言われていること、本当にあってるの?」
「手遅れと言われたけどしてあげられることはなに?」
「CreとBUNの数値を正常値にしてあげるには?」

疑問に思っていること、知らないで不安でいることを解決するには、
【腎臓病ってなに?】を飼い主さんが知っておくことが大事です。

・腎臓病は治る?治らない?
・腎臓の仕組みと働き、どんなことをしてくれるのか
・なぜ腎臓病は改善しないといわれている?
・必要な薬・不要な薬、合うサプリメント・必要ないサプリメント
・腎臓病に良い食事とは?タンパク質や塩分はダメ?
・数値が良くなったのに・・・なぜ再発?
・どんな検査をして、どんなことが分かるの?
・予防するためにはどんなケアが有効?
・歯磨きと腎臓病の関係って?
・◯◯は腎臓病に効きますか?

腎臓のトラブル、病気について、知っておいてもらいたいこと・覚えておいてもらいたいことについて お答えしたセミナー教材をご用意しております。


ウチの子の身体ではどういうことが起きていて

これからどうなっていくのか

なる前に、なってしまった後、わたしがしてあげられること

かかりつけの病院では今さら聞きにくい

どこでも同じ話ばかりだから、今こそ須崎の説明を聞いてみたい


今お悩みの飼い主さま、徴候があって心配な飼い主さま。
愛犬愛猫のために真剣に学びたい飼い主さまが、 正しく知ることで不安や悩みを減らし、 自信をもって過ごしてもらうために、 必ずお役に立てる教材となっています。

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