SusakiVeterinarian's Column
水分の取りすぎは水毒になる?
水毒って、なんだろうということですが、
● 体液の流れがとどこおった状態
● その結果として身体のどこかから体液が病的に出てくる、汗の量がすごい、オシッコの量もすごい
という状態になるのだとか…
これは、水分の取りすぎが根本原因なのではなく、水分コントロール系の不調が根本原因ですよね?
本質的な原因を探れないアドバイザーだと、
● 水分は一日●●mLまで!
● 手作り食は水分が多いから禁止!
のような、不適切なアドバイスをしてしまいがちです。
そして、私のところに
「ほんとうに水分は一日●●mLまででいいのでしょうか?」
「手作り食は水分が多いから危険というのはほんとうでしょうか?」
などという確認の質問がくるようになるのです。(笑)
身体は湖と同じで
● 水の入口
● 水が溜まる場所
● 水の出口
があります。
大ざっぱに説明すると、
↓
身体の細胞、組織、器官、臓器をうるおし
↓
リンパ管などに回収される
↓
血圧等が常に厳密にモニタリングされていて
↓
余分な水分はオシッコとして排出される
↓
体液が少なくなって来たら
↓
のどが乾いたという情報伝達をし
↓
水分を摂取する
↓
水分は身体に吸収され、血管で全身に送り届けられる
↓
繰り返し・・・
水分がとどこおるということは、回収が上手くいっていないことがほとんどです。
原因はいろいろ考えられますが、 大きくは二つ!
● リンパ系の流れが悪い
● 腎臓の機能が低い
です。
ですから、回収と排出が十分でないからとどこおっているのにそこは目をつぶって、水分摂取を制限するって、どうなんでしょう?
最近、東洋医学的な視点に興味を持つ方が増えて来ました。
視点を増やす事は問題解決力に直結するので、とてもいいことだと思います。
体質の特徴があることを理解する人も増えて来ました。
しかし、「あなたは乙女座でA型だから、ガラスのハートねっ♪」
のような、現在の状態にレッテルを貼ることに専念し、
「ガラスのハートは他人の言葉をいちいち真に受けていたら、もたないから、スルーすることを心がけてっ♪」
のように、現在の状態を変えることなく、今の状態で生きやすくするアドバイスをしてくれる方が増えて来ました。
しかし、そんなアドバイスが長期に渡って有効なわけがありません!
条件が変われば結果は変わります!体質は変えられるのです!
私の友人で、生まれた時から血液型はB型だと言っていた方がいました。
「私、典型的なB型なんだよね…」
そう彼女はおっしゃっていました。
そして、結婚することになり、改めて血液検査をしたら【A型だった】ことが判明したのです。
今まで大病することがなかったので、気が付く機会がなかったそうです。
ですから、
【A型が思い込みでB型になっていた】
ということになるわけです。
このように、現状の把握は大切ですが、だからといってレッテル貼りをすること(水毒体質など)は意味がないのです!
⚫︎リンパ系の流れが悪いなら、良くするにはどうしたらいいのか?
⚫︎腎臓の機能が低いなら、調整出来ないだろうか?
と、考えて対処する視点をもてるのも東洋医学です!
世の中には「自称専門家」が不適切な情報を【妙な説得力】で振りまいて、悪影響を及ぼすことがあります。
時々降ってわいてくる怪情報に影響を受けて、後悔する方をよくお見受けします。
そのように、気が付いたら取り返しのつかない状態にならない様、ときどき答え合わせをする習慣をもっていただきたいのです。
そして、常に適切な情報に触れているなら、おかしな情報に触れたときに
「んっ?」
とセンサーが働くものです。
そのためには、学術的な情報をわかりやすく学べる場所が最適です。
ペットアカデミーでは、学術的な情報をわかりやすく学べますので、ぜひ、
● 適切な情報源
● 怪情報を見分ける実力養成の場
● 確実な答え合わせができる場所
としてご活用下さい。





